摂食障害というブラックホールへの突入 ~過食症編~

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非嘔吐過食

過食嘔吐とは異なり、自己誘発性嘔吐や下剤乱用などの浄化行動を伴わないのが

非嘔吐過食症、むちゃ食い障害の一番の特徴です。

そのため、体型も肥満傾向の患者さんが多いです。

アメリカ精神医学会で2000年に発行された診断マニュアル(DSM-IV-TR)では神経性食欲不振症・不完全型、反復性嘔吐症などとともに特定不能の摂食障害の一つとして研究用基準案に記載されていたが、2013年発表予定のDSM-Vドラフトには、神経性無食欲症、神経性大食症、特定不能の摂食障害に続き、4つめの新たな項目として追加されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%80%E3%81%A1%E3%82%83%E9%A3%9F%E3%81%84%E9%9A%9C%E5%AE%B3

非嘔吐過食を見分けるポイント

・ほとんどの人が同じような時間に同じような環境で食べる量よりも

明らかに多い量を食べること

・食べることを制御できないという感覚であること

・早食いであること

・気持ち悪くなるまで詰めるように食べること

・空腹時以外にも食べること

・人前では普通の食事、それ以下だが、一人だと大量に食べること

・過食後の罪悪感で鬱っぽくなること

これらの症状は本当に周りから見てもわかりにくいことが多いです。

ゴミ箱にお菓子の袋が増えた、急激に太った

以外は本人にしかみえない状況です。

経験談

ここからは前回の記事同様私の経験談です。

私の過食症は拒食症発症から約半年後に起こりました

きっかけは親が病的に痩せた私を心配して病院に連れて行ったことです。

医者に言われた言葉は、

「1週間で2キロ体重を増やさなければ点滴で体重を増やす」

ということでした。

拒食症になってからも食べることへの執着心がひどかった

その言葉一つで、スイッチが入ってしまったのです。

「点滴で太らされるならば、食べて太る方がましだ」と。

非嘔吐過食期

家に帰ってまず、普通にご飯を食べました。

こんなに食べていいのだろうか。その思いが強く

あまり食べられなかったのを覚えています。

翌日にはもうタガが外れてしまったのか

朝食から120パーセント飛ばしました。

母に用意してもらった食パン1枚を食べ、足りない、おかわり、

といい、気づけば1斤食べていました。

昼食も2段の特大お弁当以外にパンを買い食べました。

夕食ももちろん何倍も食べました

当時は家に親がいないことが多く、

午前授業で学校から帰った日には

スーパーへ行き、お小遣いすべてをつぎ込んで

(一食5000円以上)

食べまくりました。

病院代といってお金をもらったことも

兄弟に借りたこともありました。

そのような日常が続き、

私の体重は3か月ほどで60キロまで増加

ただ、ほとんどがむくみで、実際の60キロの人よりも

さらに太って見えていました。

そこから高校、大学と頻度の増減はするものの非嘔吐過食で

生きてきて数年、今年に入って吐くことを覚えてしましました。

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